2017年1月4日水曜日

ホワイトヘルメットとは何か。(エヴァ・バートレット、アサド大統領が語るシリアの真実)

Facebookでシェアされている"大手メディアでは放送されない動画"ページの最近の投稿です。

アレッポで起こっていることは一体なんなのか?
ホワイトヘルメットの正体とは?

日本語字幕と書き起こしがあるので視てください。(注:ホワイトヘルメットについてのエヴァ・バートレットの説明に出て来る資金の額の翻訳(字幕)の100万ドルは間違いで、1億ドル(約110億円)です。)

4分めから3分弱、アサド大統領がインタビューで語る姿も入っています。

日本はシリアを攻撃する米主導の有志連合に加盟しています。私たちは納税者としてどういうことに加担しているかを知る必要があります。



書き起こしをFacebookページよりコピー:

2016年12月9日
エヴァ・バートレット/シリアで何が起こっているか?
「カナダの独立ジャーナリスト(エヴァ・バートレット)が、シリアで現実に起こっていることについて、主流メディア記者を打ちのめす」(再生回数 280 万以上、12/17 20 時)
https://www.facebook.com/inthenow/videos/729126400571065/
 
質問者:
あなたのおっしゃったシリア人と彼らの望むものですが、どうやって推し量ったのでしょうか?
何か独立的な調査か、実際の文書か何かは?
第二に、あなたは企業メディア、西側メディアが、これについてウソをついていると。
我々西側メディアのアジェンダというものを説明していただけませんか?
なぜ我々がウソをつかなければならないのか、
現場の国際機関がなぜウソをつかなければならないのか、
なぜこれらの絶対的な事実を信用ならないものとするのか。
現場から寄せられたものですよね、病院が爆撃されたというのは。
非道な行いを見たと言っている市民達は、その経験をしているわけです。
彼らをウソつきと呼ぶ根拠はどこにあるのでしょうか?
 
エヴァ・バートレット:
確かに正直なジャーナリストはいます、
体制派メディアの中でも非常に妥協的なものの中には。
二つ目の質問から行きましょう。
現場の国際機関ですが、アレッポの現場にどんなものがありますか?
OK。私が言いましょう、そんなものはありません。
ないんです。
これらの機関はシリア人権監視団体(SOHR)に依存しているのです。
これは英国コヴェントリーにあり、ワンマン組織です。
そしてこれはホワイトヘルメットのような妥協的組織に依存しています。
ホワイトヘルメットについてお話ししましょう。
ホワイトヘルメットは英国の元陸軍士官によって2013年に設立されました。
彼らは100万ドルの資金を供給されました。
米国、英国、ヨーロッパの他の国々によってですね。
彼らは東アレッポやイタリップの人々を救うと称しています。
しかし、東アレッポの人は誰もそれを知りません。誰もです。
それを踏まえた上で、いまや東アレッポの95%が解放されました。
ホワイトヘルメットは中立と称していますが、銃を運ぶところやシリア兵士の死体の脇にいるところを見られています。
そして彼らのビデオレポートに出てくる子どもたちは、別のレポートとの使い回しです。
アヤという少女を見ることができますが、
彼女は8月のレポートにも出てきたし、
9月にもです、異なる場所に現れたのです。
彼らは信用なりません。SOHRも信用できません。
名前の無い活動家も信用できません。
一度や二度は良いですが、常に信用はできないのです。
ですから、あなたの言う現場のソースなどというものは無いのです。
あなたのアジェンダ、あなたのではないですね、いくつかの企業メディアのアジェンダですが、
政治体制変更というアジェンダです。
ニューヨーク・タイムズは。。。今朝読んできましたが。。。
あるいはDemocracy Nowは。。。これも先日見ましたが。。
今日まで、どのように「これは市民戦争である」との主張をしてきたでしょうか?
彼らは今日までどのように主張してきたでしょうか?「彼らは武器を持たず、非暴力の抗議者である」と、2012年まではですね。
絶対に真実ではありません。
彼らはどのように、「シリア政府はアレッポの市民を攻撃している」という主張をしてきたでしょうか?
テロリストがこの地域を占領し、誰もが逃げ出したときに、逆を言っているのです。
シリアの人々が選挙を支持することを、私がどうやって推し量ったかですが。。
2014年にシリアで選挙がありましたが、その時点でアサド大統領は圧倒的な支持を得たのです。
もちろん政府を変えたい人もいます、そこは否定しません。誰もが変化を望んでいます。
しかし、政府への支持という点では、彼らはアサド大統領が問題とは思っていません。
それはテロリズムの中にあり、彼らのそこでのシステムあり、
しかしアサド大統領にはありません、明らかに圧倒的な支持です。
私の根拠は、彼らのリーダーの選択とシリアでの人々との関わりにあります。
 
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2016年10月19日
アルシオン・プレヤデス ビデオニュースNo.57より
https://youtu.be/4yD0aA_cn4M?t=1930
 
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情報源/SRF-スイス国民放送局
サンドロ・ブロツ(スイステレビのジャーナリスト)とシリアの大統領の会談
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ジャーナリスト:
アメリカの国務長官ジョン・ケリーは、あなたをアドルフ・ヒトラーやサダム・フセインと比較しています。それを不快に思われますか?
 
シリアの大統領:
いいえ、なぜなら彼らには信用がないからです。欧米は常に、現実の問題を回避するために、物事を個人的なものにしようと試みます。
つまり、政権を退かせ、ある大統領を失墜させて、その行動計画に当てはまる操り人形を据えるのです。
 
ジャーナリスト:
この男の子は、戦争の象徴となっています。あなたはこの写真をご存知ですか?
 
シリアの大統領:
もちろん、見たことがあります。
 
ジャーナリスト:
彼はオムランという名で、5歳です。血にまみれ、怯え、心に傷を負っています。
 
シリアの大統領:
このインタビューの後、インターネットでこの男の子とその姉妹のこの同じ写真を見てほしいと思います。彼らは、"ホワイト・ヘルメット"と欧米が呼ぶ者達に救助されました。ホワイト・ヘルメットは、アレッポにおけるアルヌスラ戦線の新たな顔です。彼らは2度に渡って、別の事件において"ホワイト・ヘルメット"の宣伝の一端として救済されました。それらの事件のどちらも、本当ではありませんでした。操作することが可能であり、操作されているのです。私達は、ケガをした子供達の実際の写真を持っていますが、具体的にこの1枚については、偽物です。
 
ジャーナリスト:
ですが、アレッポで罪のない民間人が死亡してることは、本当です!
 
シリアの大統領:
もちろんです。アレッポだけでなく、シリア全域で。ですが今はアレッポの話をしています。なぜならアレッポに対する欧米のヒステリーの全てには、理由があるからです。アレッポが包囲されているからではありません。というのもアレッポは、ここ4年の間テロリスト達に包囲されてきたからです。私達は、この期間にアレッポで起こったことについて、欧米のジャーナリスト達から何の質問も聞いたことがありません。アレッポの現実について、欧米の当局のいかなる言明も聞いたことがありません。最近になってやっとアレッポについて話さなくなったのは、テロリスト達にとって状況が好ましくなくなっているからです。それが唯一の理由です。なぜならシリア軍が前進しているからで、欧米諸国、とくにアメリカと、イギリスやフランスといったその同盟国が、シリアのテロリズムの最後の切り札を失いつつあると感じているからで、そのテロリズムの主要な砦が、今やアレッポなのです。
 
ジャーナリスト:
ロシアはあなたの味方です。それはあなたにとってどんな意味がありますか?
 
シリアの大統領:
いえ、私の味方なのではありません。国際法の味方であり、テロリストに敵対する側にいるのです。それがロシアの姿勢です。なぜなら国際法による支配を確実にしたいと思っているからです。その行動計画にそぐわない全ての政府を打倒する、欧米の計画ではなく。テロリズムがこの地帯に優勢となり、ロシア国民自体や同国に、そしてヨーロッパや他の世界にネガティヴな影響を及ぼさないことを、確実にしたいのです。それがロシアにとっては、シリアの正当な政権と、シリア国民の味方になることを意味するのです。
 
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2016年10月20日
アルシオン・プレヤデス ビデオニュースNo.58より
https://youtu.be/0jaZRA_nK6o?t=1193
 
戦場でも、(誤)情報の分野でも
シリアにおける戦争の決定的な争いか?
 
2016年10月19日
それは隠していない:ホワイト・ヘルメットが欧米の政府から資金提供を受けていることを公然と認める
‘We don’t hide it’: White Helmets openly admit being funded by Western govts
https://www.rt.com/news/363363-white-helmets-funded-west/
 
2016年10月7日
シリアのホワイト・ヘルメットが、いかに政体を変えるための新保守主義者の最新の道具になったのか
How Syria's White Helmets Became The Latest Neocon Tool For Regime Change
http://www.mintpressnews.com/syrias-white-helmets-became…/…/
 
2016年11月27日
偽ニュースの警告:ホワイト・ヘルメットが偽映像を作ったことをCNNが遂に認める
Feke news alert: CNN finally admits white helmets ataged fake video
http://landdestroyer.blogspot.jp/…/fake-news-alert-cnn-fina…
 
2016年10月20日
情報源:'RT - Watching the Hawks'
エヴァ・バートレット(RTのジャーナリスト)
 
エヴァ・バートレット:
シリア軍および政府を悪者扱いすることは、"ホワイトヘルメット"のような集団を支持する欧米の政権を欧米の人々が擁護するよう、説得を試みるプロセスの一端なのです。
 
彼らはシリアのレスキュー隊であるように見せかけていますが、アメリカから2千万ドルを、イギリスから2千万ドル、そしてEUの様々な国々から6千万ドルを受け取っています。
 
強調したいのですが、これは宣伝と悪者扱いの全般的な陰謀の一端であり、彼らは昼は"ホワイトヘルメット"で、夜はテロリストなのです。
 
純白のヘルメットを被り、ユニフォームを着けたこれら多くの人々が、民間人を助けようとしているのが見られます。
 
別の時には、この同じ人々が、武器を握りしめて、反体制派としてポーズをとっているのが見られるのです。
 
このことは、私の同僚であるヴァネッサ・ビーレイを含めた何人もの著者達によって、しっかりと資料で裏付けられてきました。
 
これは、欧米の途方もない偽善です!テロリスト達がシリアに赴いて、シリアの民間人の首を切り、残酷に殺すよう、彼らに資金援助し、訓練し、武装させたのみならず、テロリスト集団である"ホワイトヘルメット"にノーベル平和賞を授与したがってすらいます。
 
彼らはイドリブとアレッポの東の地区でしか活動しておらず、シリアの兵士達の傍らで写真を撮りました。
 
彼らは中立でも公平でもなく、宣伝および体制の変化の道具なのです。
 
視野を広げるなら、これはシリアの安全の問題ではありません。
 
なぜならその場合、欧米や湾岸諸国はシリア国民が自国の政権を選ぶことを尊重しなければならないからです。
 
たとえ今後の政治の変化を望んでいるにせよ、今はこの政権を国民は望んでおり、安全を望んでおり、欧米や湾岸諸国、イスラエルやトルコは、その国民を殺すテロリストを派遣するのを止めるべきです。
 
国民は安定を、彼らを苦しめる制裁が終わることを望んでいます。
 
欧米の介入を望んでいません。特に飛行禁止区域には。
 
マスコミにおいて、"ホワイトヘルメット"といわゆる"非武装民間人"、このアレッポの無名の活動家らが要請しているのが、そのことです。
 
飛行禁止区域が国に何を引き起こすのかを、もはや私達は目にしています。
 
リビアでは終わりの始まりとなりました。
 
シリア人はそれを望んでいません。
 
わたしは2度アレッポに行き、アレッポ医師会と話しました。
 
これは1959年に設立された会であり、したがって、宣伝目的でのみ活動している、新しい組織ではありません。
 
同会には4160名以上の医師が名を連ねており、そのうち800人の専門家がいると彼らは言っていました。
 
企業メディアが"最後の小児科医、アレッポで最後の医師"と記すのを見るなら、それはシリア政府が民衆を殺していると私達に信じさせるために考案された詐欺行為であることを知ってください。
 
確かに、アレッポの東側への攻撃があります。
 
なぜならそこはテロリズムの温床であるからです。
 
"もしアメリカ国内でテロ行為が生じたら、アメリカはどうするだろうか?"とテレビの視聴者らが考えたとしたら、警察の治安部隊や特殊部隊がその一端を取り囲み、テロリズムを一掃することを確信できます。
 
どうか、偽善者であるのをやめてください。
 
シリアの状況を分析する時、テロリズムが存在する所では、シリア政府やシリア軍が、できる限り人間的な形でそれを対峙します。
 
民間人が逃げれるように、人道的回廊を設置して。
 
アレッポの西の逃げる人々は、医療サービスや緊急医療サービス、避難所の提供を受けます。
 
ですが多くの場合、逃げようとする際に、彼らが逃げることを防げるテロリスト達によって撃たれて倒れるのです。
 
極めて多くの宣伝があり、人々はアレッポで起きることに気づいていません。
 
それはシリア人とロシア人が民間人を殺している白黒の映像ではありません。
 
その反対です。
 
ですが、この情報を見出すためには、調べなければなりません。
 
ソロスが資金援助するNGO"ホワイト・ヘルメット"が、シリアで"ロシアの空襲による市民の被害者”を偽造している"現場を押さえる"
Soros-funded ‘White Helmets’ NGO caught faking ‘civilian casualties of Russian airstrikes’ in Syria
https://www.sott.net/…/302997-Soros-funded-White-Helmets-NG…
 
2016年10月3日
"ホワイトヘルメット""アレッポを救え"という講義行動は、役者に"戦争犠牲者"の扮装をさせることがいかに容易であるかを示している
"White Helmet" "Save Aleppo" Protest Proves How Easy it is to Dress Up Actors as "War Victims”
http://landdestroyer.blogspot.jp/…/white-helmet-save-aleppo…
 
関連動画:
3、2、1、アクション!
White Helmets Mannequin Challenge
https://www.youtube.com/watch?v=Zgl271A6LgQ
 
大掛かりなスタジオセット!
Aleppo Boy Hoax - World is a Stage
https://www.youtube.com/watch?v=N1bQnKVUxSM
 
Syria - Sovereignty and Peace. Press Conference, United Nations, 9 Dec.
https://youtu.be/ebE3GJfGhfA?t=1626

書き起こしここまで。


シリアの内戦がどのように作られて始まったのか、ダマスカスに二度の潜伏取材を行った、元シリア大使の国枝昌樹さんの本があります。

各国政府や国際機関、マスコミの公式記録や関係者らへのインタビューを元に、時系列でここまで日本語で詳述された情報はありません。Kinde版も出ているのでぜひご一読ください。



テレビ・新聞が決して報道しないシリアの真実 (朝日文庫) 文庫 – 2016/4/7




報道されない中東の真実 動乱のシリア・アラブ世界の地殻変動 単行本 – 2014/8/20 国枝昌樹 (この本は「シリアの真実」の内容をカバーしています。)



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