2017年1月4日水曜日

ホワイトヘルメットとは何か。(エヴァ・バートレット、アサド大統領が語るシリアの真実)

Facebookでシェアされている"大手メディアでは放送されない動画"ページの最近の投稿です。

アレッポで起こっていることは一体なんなのか?
ホワイトヘルメットの正体とは?

日本語字幕と書き起こしがあるので視てください。(注:ホワイトヘルメットについてのエヴァ・バートレットの説明に出て来る資金の額の翻訳(字幕)の100万ドルは間違いで、1億ドル(約110億円)です。)

4分めから3分弱、アサド大統領がインタビューで語る姿も入っています。

日本はシリアを攻撃する米主導の有志連合に加盟しています。私たちは納税者としてどういうことに加担しているかを知る必要があります。



書き起こしをFacebookページよりコピー:

2016年12月9日
エヴァ・バートレット/シリアで何が起こっているか?
「カナダの独立ジャーナリスト(エヴァ・バートレット)が、シリアで現実に起こっていることについて、主流メディア記者を打ちのめす」(再生回数 280 万以上、12/17 20 時)
https://www.facebook.com/inthenow/videos/729126400571065/
 
質問者:
あなたのおっしゃったシリア人と彼らの望むものですが、どうやって推し量ったのでしょうか?
何か独立的な調査か、実際の文書か何かは?
第二に、あなたは企業メディア、西側メディアが、これについてウソをついていると。
我々西側メディアのアジェンダというものを説明していただけませんか?
なぜ我々がウソをつかなければならないのか、
現場の国際機関がなぜウソをつかなければならないのか、
なぜこれらの絶対的な事実を信用ならないものとするのか。
現場から寄せられたものですよね、病院が爆撃されたというのは。
非道な行いを見たと言っている市民達は、その経験をしているわけです。
彼らをウソつきと呼ぶ根拠はどこにあるのでしょうか?
 
エヴァ・バートレット:
確かに正直なジャーナリストはいます、
体制派メディアの中でも非常に妥協的なものの中には。
二つ目の質問から行きましょう。
現場の国際機関ですが、アレッポの現場にどんなものがありますか?
OK。私が言いましょう、そんなものはありません。
ないんです。
これらの機関はシリア人権監視団体(SOHR)に依存しているのです。
これは英国コヴェントリーにあり、ワンマン組織です。
そしてこれはホワイトヘルメットのような妥協的組織に依存しています。
ホワイトヘルメットについてお話ししましょう。
ホワイトヘルメットは英国の元陸軍士官によって2013年に設立されました。
彼らは100万ドルの資金を供給されました。
米国、英国、ヨーロッパの他の国々によってですね。
彼らは東アレッポやイタリップの人々を救うと称しています。
しかし、東アレッポの人は誰もそれを知りません。誰もです。
それを踏まえた上で、いまや東アレッポの95%が解放されました。
ホワイトヘルメットは中立と称していますが、銃を運ぶところやシリア兵士の死体の脇にいるところを見られています。
そして彼らのビデオレポートに出てくる子どもたちは、別のレポートとの使い回しです。
アヤという少女を見ることができますが、
彼女は8月のレポートにも出てきたし、
9月にもです、異なる場所に現れたのです。
彼らは信用なりません。SOHRも信用できません。
名前の無い活動家も信用できません。
一度や二度は良いですが、常に信用はできないのです。
ですから、あなたの言う現場のソースなどというものは無いのです。
あなたのアジェンダ、あなたのではないですね、いくつかの企業メディアのアジェンダですが、
政治体制変更というアジェンダです。
ニューヨーク・タイムズは。。。今朝読んできましたが。。。
あるいはDemocracy Nowは。。。これも先日見ましたが。。
今日まで、どのように「これは市民戦争である」との主張をしてきたでしょうか?
彼らは今日までどのように主張してきたでしょうか?「彼らは武器を持たず、非暴力の抗議者である」と、2012年まではですね。
絶対に真実ではありません。
彼らはどのように、「シリア政府はアレッポの市民を攻撃している」という主張をしてきたでしょうか?
テロリストがこの地域を占領し、誰もが逃げ出したときに、逆を言っているのです。
シリアの人々が選挙を支持することを、私がどうやって推し量ったかですが。。
2014年にシリアで選挙がありましたが、その時点でアサド大統領は圧倒的な支持を得たのです。
もちろん政府を変えたい人もいます、そこは否定しません。誰もが変化を望んでいます。
しかし、政府への支持という点では、彼らはアサド大統領が問題とは思っていません。
それはテロリズムの中にあり、彼らのそこでのシステムあり、
しかしアサド大統領にはありません、明らかに圧倒的な支持です。
私の根拠は、彼らのリーダーの選択とシリアでの人々との関わりにあります。
 
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2016年10月19日
アルシオン・プレヤデス ビデオニュースNo.57より
https://youtu.be/4yD0aA_cn4M?t=1930
 
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情報源/SRF-スイス国民放送局
サンドロ・ブロツ(スイステレビのジャーナリスト)とシリアの大統領の会談
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ジャーナリスト:
アメリカの国務長官ジョン・ケリーは、あなたをアドルフ・ヒトラーやサダム・フセインと比較しています。それを不快に思われますか?
 
シリアの大統領:
いいえ、なぜなら彼らには信用がないからです。欧米は常に、現実の問題を回避するために、物事を個人的なものにしようと試みます。
つまり、政権を退かせ、ある大統領を失墜させて、その行動計画に当てはまる操り人形を据えるのです。
 
ジャーナリスト:
この男の子は、戦争の象徴となっています。あなたはこの写真をご存知ですか?
 
シリアの大統領:
もちろん、見たことがあります。
 
ジャーナリスト:
彼はオムランという名で、5歳です。血にまみれ、怯え、心に傷を負っています。
 
シリアの大統領:
このインタビューの後、インターネットでこの男の子とその姉妹のこの同じ写真を見てほしいと思います。彼らは、"ホワイト・ヘルメット"と欧米が呼ぶ者達に救助されました。ホワイト・ヘルメットは、アレッポにおけるアルヌスラ戦線の新たな顔です。彼らは2度に渡って、別の事件において"ホワイト・ヘルメット"の宣伝の一端として救済されました。それらの事件のどちらも、本当ではありませんでした。操作することが可能であり、操作されているのです。私達は、ケガをした子供達の実際の写真を持っていますが、具体的にこの1枚については、偽物です。
 
ジャーナリスト:
ですが、アレッポで罪のない民間人が死亡してることは、本当です!
 
シリアの大統領:
もちろんです。アレッポだけでなく、シリア全域で。ですが今はアレッポの話をしています。なぜならアレッポに対する欧米のヒステリーの全てには、理由があるからです。アレッポが包囲されているからではありません。というのもアレッポは、ここ4年の間テロリスト達に包囲されてきたからです。私達は、この期間にアレッポで起こったことについて、欧米のジャーナリスト達から何の質問も聞いたことがありません。アレッポの現実について、欧米の当局のいかなる言明も聞いたことがありません。最近になってやっとアレッポについて話さなくなったのは、テロリスト達にとって状況が好ましくなくなっているからです。それが唯一の理由です。なぜならシリア軍が前進しているからで、欧米諸国、とくにアメリカと、イギリスやフランスといったその同盟国が、シリアのテロリズムの最後の切り札を失いつつあると感じているからで、そのテロリズムの主要な砦が、今やアレッポなのです。
 
ジャーナリスト:
ロシアはあなたの味方です。それはあなたにとってどんな意味がありますか?
 
シリアの大統領:
いえ、私の味方なのではありません。国際法の味方であり、テロリストに敵対する側にいるのです。それがロシアの姿勢です。なぜなら国際法による支配を確実にしたいと思っているからです。その行動計画にそぐわない全ての政府を打倒する、欧米の計画ではなく。テロリズムがこの地帯に優勢となり、ロシア国民自体や同国に、そしてヨーロッパや他の世界にネガティヴな影響を及ぼさないことを、確実にしたいのです。それがロシアにとっては、シリアの正当な政権と、シリア国民の味方になることを意味するのです。
 
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2016年10月20日
アルシオン・プレヤデス ビデオニュースNo.58より
https://youtu.be/0jaZRA_nK6o?t=1193
 
戦場でも、(誤)情報の分野でも
シリアにおける戦争の決定的な争いか?
 
2016年10月19日
それは隠していない:ホワイト・ヘルメットが欧米の政府から資金提供を受けていることを公然と認める
‘We don’t hide it’: White Helmets openly admit being funded by Western govts
https://www.rt.com/news/363363-white-helmets-funded-west/
 
2016年10月7日
シリアのホワイト・ヘルメットが、いかに政体を変えるための新保守主義者の最新の道具になったのか
How Syria's White Helmets Became The Latest Neocon Tool For Regime Change
http://www.mintpressnews.com/syrias-white-helmets-became…/…/
 
2016年11月27日
偽ニュースの警告:ホワイト・ヘルメットが偽映像を作ったことをCNNが遂に認める
Feke news alert: CNN finally admits white helmets ataged fake video
http://landdestroyer.blogspot.jp/…/fake-news-alert-cnn-fina…
 
2016年10月20日
情報源:'RT - Watching the Hawks'
エヴァ・バートレット(RTのジャーナリスト)
 
エヴァ・バートレット:
シリア軍および政府を悪者扱いすることは、"ホワイトヘルメット"のような集団を支持する欧米の政権を欧米の人々が擁護するよう、説得を試みるプロセスの一端なのです。
 
彼らはシリアのレスキュー隊であるように見せかけていますが、アメリカから2千万ドルを、イギリスから2千万ドル、そしてEUの様々な国々から6千万ドルを受け取っています。
 
強調したいのですが、これは宣伝と悪者扱いの全般的な陰謀の一端であり、彼らは昼は"ホワイトヘルメット"で、夜はテロリストなのです。
 
純白のヘルメットを被り、ユニフォームを着けたこれら多くの人々が、民間人を助けようとしているのが見られます。
 
別の時には、この同じ人々が、武器を握りしめて、反体制派としてポーズをとっているのが見られるのです。
 
このことは、私の同僚であるヴァネッサ・ビーレイを含めた何人もの著者達によって、しっかりと資料で裏付けられてきました。
 
これは、欧米の途方もない偽善です!テロリスト達がシリアに赴いて、シリアの民間人の首を切り、残酷に殺すよう、彼らに資金援助し、訓練し、武装させたのみならず、テロリスト集団である"ホワイトヘルメット"にノーベル平和賞を授与したがってすらいます。
 
彼らはイドリブとアレッポの東の地区でしか活動しておらず、シリアの兵士達の傍らで写真を撮りました。
 
彼らは中立でも公平でもなく、宣伝および体制の変化の道具なのです。
 
視野を広げるなら、これはシリアの安全の問題ではありません。
 
なぜならその場合、欧米や湾岸諸国はシリア国民が自国の政権を選ぶことを尊重しなければならないからです。
 
たとえ今後の政治の変化を望んでいるにせよ、今はこの政権を国民は望んでおり、安全を望んでおり、欧米や湾岸諸国、イスラエルやトルコは、その国民を殺すテロリストを派遣するのを止めるべきです。
 
国民は安定を、彼らを苦しめる制裁が終わることを望んでいます。
 
欧米の介入を望んでいません。特に飛行禁止区域には。
 
マスコミにおいて、"ホワイトヘルメット"といわゆる"非武装民間人"、このアレッポの無名の活動家らが要請しているのが、そのことです。
 
飛行禁止区域が国に何を引き起こすのかを、もはや私達は目にしています。
 
リビアでは終わりの始まりとなりました。
 
シリア人はそれを望んでいません。
 
わたしは2度アレッポに行き、アレッポ医師会と話しました。
 
これは1959年に設立された会であり、したがって、宣伝目的でのみ活動している、新しい組織ではありません。
 
同会には4160名以上の医師が名を連ねており、そのうち800人の専門家がいると彼らは言っていました。
 
企業メディアが"最後の小児科医、アレッポで最後の医師"と記すのを見るなら、それはシリア政府が民衆を殺していると私達に信じさせるために考案された詐欺行為であることを知ってください。
 
確かに、アレッポの東側への攻撃があります。
 
なぜならそこはテロリズムの温床であるからです。
 
"もしアメリカ国内でテロ行為が生じたら、アメリカはどうするだろうか?"とテレビの視聴者らが考えたとしたら、警察の治安部隊や特殊部隊がその一端を取り囲み、テロリズムを一掃することを確信できます。
 
どうか、偽善者であるのをやめてください。
 
シリアの状況を分析する時、テロリズムが存在する所では、シリア政府やシリア軍が、できる限り人間的な形でそれを対峙します。
 
民間人が逃げれるように、人道的回廊を設置して。
 
アレッポの西の逃げる人々は、医療サービスや緊急医療サービス、避難所の提供を受けます。
 
ですが多くの場合、逃げようとする際に、彼らが逃げることを防げるテロリスト達によって撃たれて倒れるのです。
 
極めて多くの宣伝があり、人々はアレッポで起きることに気づいていません。
 
それはシリア人とロシア人が民間人を殺している白黒の映像ではありません。
 
その反対です。
 
ですが、この情報を見出すためには、調べなければなりません。
 
ソロスが資金援助するNGO"ホワイト・ヘルメット"が、シリアで"ロシアの空襲による市民の被害者”を偽造している"現場を押さえる"
Soros-funded ‘White Helmets’ NGO caught faking ‘civilian casualties of Russian airstrikes’ in Syria
https://www.sott.net/…/302997-Soros-funded-White-Helmets-NG…
 
2016年10月3日
"ホワイトヘルメット""アレッポを救え"という講義行動は、役者に"戦争犠牲者"の扮装をさせることがいかに容易であるかを示している
"White Helmet" "Save Aleppo" Protest Proves How Easy it is to Dress Up Actors as "War Victims”
http://landdestroyer.blogspot.jp/…/white-helmet-save-aleppo…
 
関連動画:
3、2、1、アクション!
White Helmets Mannequin Challenge
https://www.youtube.com/watch?v=Zgl271A6LgQ
 
大掛かりなスタジオセット!
Aleppo Boy Hoax - World is a Stage
https://www.youtube.com/watch?v=N1bQnKVUxSM
 
Syria - Sovereignty and Peace. Press Conference, United Nations, 9 Dec.
https://youtu.be/ebE3GJfGhfA?t=1626

書き起こしここまで。


シリアの内戦がどのように作られて始まったのか、ダマスカスに二度の潜伏取材を行った、元シリア大使の国枝昌樹さんの本があります。

各国政府や国際機関、マスコミの公式記録や関係者らへのインタビューを元に、時系列でここまで日本語で詳述された情報はありません。Kinde版も出ているのでぜひご一読ください。



テレビ・新聞が決して報道しないシリアの真実 (朝日文庫) 文庫 – 2016/4/7




報道されない中東の真実 動乱のシリア・アラブ世界の地殻変動 単行本 – 2014/8/20 国枝昌樹 (この本は「シリアの真実」の内容をカバーしています。)



2016年3月18日金曜日

テスラの蓄電池、パワーウォール - 世界中の化石燃料を再生可能エネルギーに移行させよう

3.11のあと、脱原発派になった人たちは、再生可能エネルギーの話題もどんどん入ってきてシェアされているはずなのですが、不思議とあまり知らなかったことがあります。年度の変わり目で、太陽光発電システムや蓄電池を物色中の人も、あまり気づかないかもしれません。

2015年4月30日に行われた、テスラモーターズのCEO、イーロン・マスクによる、家庭用蓄電池テスラエナジーパワーウォールの感動的ななプレゼンの内容なのですが、これ、単なる商用のプレゼンとは思えない、かなり重要なことを言ってます。誰も訳してくれてないんでしょうか。

世界中のエネルギーを太陽光を主とする再生エネルギーに切り替えるには、それほど大変なのか。どれほどの場所が必要なのか。蓄電池はどうすればいいのか…。想像もつかないままの人が多いと思いますが、イーロンが答を出してくれます。

太陽光発電蓄電池について、日本のメーカーを調べていると、軒並み、売電による収入や補助金を使えば投資としていかにお得かという経済的な点ばかりに重点が置かれているのですが、そもそも今、再生可能エネルギーに移行する人たちには、できれば「オフグリッド」で電力の自給自足をめざす場合も少なくありません。原発を手放す気のない電力会社との縁を切りたいのです。原子炉を作って設けている大手電機の太陽光パネルや蓄電池を買って売上貢献したいとは思いません。

イーロン・マスクは、どうやって地球上から今のとんでもないエネルギー問題を解決していくか、という切り口で語っていて、まるで人気ラッパーのライブのあとかと思うようなノリのいい聴衆に向かって始終笑いながら話をすすめます。さらに、高コストの蓄電池の常識を破り、スタイリッシュな壁掛け型バッテリーを通常の半値以下の価格で販売するというのです。

国内の経済・工業・IT関連の報道では、このプレゼンで環境問題に触れていることにほとんど言及していないのですが、彼の本気度は単にセールストークではなく、本気にCO2削減を目指しているのではないかと思われます。


訛りが少ないといわれる南ア出身の英語ネイティブにしては、ものすごく早口で聞き取りにくい英語なので、下にキャプチャと和訳書き起こしを入れておきます。自動翻訳の日本語字幕を表示することもできますが、英語字幕ですら笑ってしまうほど滅茶苦茶になってます(爆!)。

*********
書き起こしここから。
みなさん、テスラエナジーのアナウンスメントにようこそ。

今夜お話するのは、地球上でいかにエネルギーが荒れ狂っていて、それ対して、どう世界が対応いているか、についての根本的な変化についてです。

これが、現在の状況。かなり悪いですね。

そう…ほんと最悪(笑)。そのとおり。はっきりさせておきたかった。ここのところを勘違いしている人たちがいるので。これが現実です。

これが世界のほとんどの場所での化石燃料によるエネルギーの作られ方。

むこうのチャートの、めちゃくちゃな曲線を見れば、大気中に放出されるCO2の上昇が、今後も年々加速することがわかります。

もし我々がここで何もしなければ、どうなっていくかを、右端の曲線が示しています。いずれは化石記録すら見えないレベルまで上昇します。

我々はみんなでこれをなんとかするべきだと思います。
我々のためにも、他の多くの生き物たちのためにも。

現在、集約的にどうなっているかというと、石炭、天然ガス、原子力、水力、風力、太陽光…。でも、明らかに、風力と太陽光はまだ十分ではありません。

これが、ほとんどの国の送電線網です。

使用量のピークと底を比較すると、ピークでは少なくとも底の2倍になっています。
これを憶えておいて下さい。このプレゼンでは重要なので、あとでこのことを参照します。

我々はソリューションを得るためにここにいます。

とても明白な解決策があります。我々がやらなければいけなかったことです。
ソリューションは2つに分かれます。
パート1は、太陽です。

我々は、太陽と呼ばれる、こんな便利な核融合炉を空に持っています。なにもしなくていいんです。勝手に働きます。毎日表れます。とんでもない量の電力を作れます。

多くの人は、米国が化石燃料で作るのと同じだけの十分な電力を作るためにどれだけの土地が必要かを気にします。

ほとんどの人は見当もつかず、こう思ってる気がします。ベイエナジーのの太陽光発電みたいに、宇宙に衛星を置かないといけないような広大な土地が必要だとか。

でも、これは全く不要なんです。実は、すごく小さな土地で十分なんです。
米国で使われている化石燃料の発電を全部放棄しても

あそこにある青い正方形。あれが、米国の電力状況をゼロカーボンの発電に移行するために必要な土地面積です。ほんとにそれほど広い土地はいらないんです。

その面積のほとんどは、屋根の上です。景観を損ねたり、新しい土地をみつけたりしなくても
すでにある家や建物の屋根でいいんです。

なので、太陽光発電にどれぐらいの場所がいるかと考えるときに、そのイメージを記憶しておくことはとても重要です。

太陽光発電の明らかな問題は、太陽は夜には輝かないということです。たいていの人は気づいていますが(笑)…。

この問題を解決する必要があります。
日中に作った電気を夜に使えるように、貯めておく必要があります。日中でも、発電量は変化します。昼間は夜明けや夕方より電気をたくさん作れます。

なので、夜、眠っている時も発電量を平らに安定させることが重要です。


気づかなかったかもしれませんが、さっきの青い正方形の中に、小さくて赤い1ピクセルがありました。

あの1ピクセルが、全米の電気を太陽光に移行するために必要な蓄電池のサイズです。すごくわずかな量です。

1ピクセル。憶えておいて下さい。
化石燃料を一切使わずに電気を作るために必要なのは、1ピクセルの蓄電池です。太陽光や蓄電池で大丈夫です。


ただ、蓄電池には課題があります。(Part 2です。)

既存の蓄電池は最悪。
見た目は本当にひどい。
あそこにあるように、高価だし、信頼性は低いし、臭うし、不細工だし、あらゆる意味でよくない。すごく高いし。

いろんなシステムを組み合わせないといけない。


みんなが欲しいような蓄電池をちょっと行って買ってこれるようなまとまった場所がない。

この問題を解決しなければいけない。それがミッシング・ピース。いま欠けているもの。それがあれば、持続可能なエネルギーの世界にちゃんと移行できる。

そのミッシング・ピースを今夜ここでお見せします。


(パワーウォールの現物登場。)<喝采>


(現物のパワーウォールをと映像のフュージョン。)







これが、その蓄電池。テスラパワーウォールです。


後ろのあの壁のほうを眺めると、これがいろんな色でたくさん並んでいます。

好きな色を選ぶことができます。壁にかかった美しい彫刻みたいです。

重要な事を指摘すると、
壁に設置できるということは必要不可欠です。

これにより、蓄電池室は不要になります。醜い蓄電池が並んだ部屋は要らないんです。つまり、ふつうの家庭がこれをガレージや家の外壁に設置できるということです。場所はとりません。壁に平らにぴったりとくっつくし、集約的安全システムが含まれています。例えば、箱から出してすぐに使えるDC-DCコンバータ。太陽光で非常によく動作するように設計されています。


もしあなたが蓄電池を買ってくるとしたら、どんなことが可能になるでしょう。

心の平和。電気代をカットできますね。いつでも電気があって寒い場所を暖められる。アイス・ストームが来ても、電気がなくなる心配もない。

もし望むなら、完全にオフグリッドに移行できる。太陽光パネルと蓄電池があればいい。それだけしか要りません。


つまり、蓄電池は安全安心を提供し、それも購入可能なコストでのソリューションになります。この(10kWhモデルの)価格は、3500ドルです。<歓声>

パワーウォールは、壁で複数個を接続できるように設計されています。

後ろの壁を見ていただくと、いくつかはペアになっていることがわかります。
9つまで繋ぐことができるんです。

非常に重要な事は、世界の辺境地で電線が全く来ていなかったり、電気が非常に限られていたり、非常に高価だったりする場所に、テスラのパワーウォールを持っていけば、どんどん拡張できます。

そうすれば、携帯電話vs地上電話で起こったようなことが起こります。携帯電話は実際に地上電話を追い越してしまいました。多くの国や辺境地では地上電話は必要なくなってしまいました

太陽光パネルとテスラのパワーウォールを持っていけば、電線があるかどうかは全然気にしなくてもよくなるわけです。これはすごいことになると思います。

電線は決して美しいものではありませんが我々の周囲にはあります。
この、どこに居ようと機能するソリューションは、いま電気が来ていないところに住む人たちにとって、ものすごく役立ちます。<歓声>

パワーウォールはいますぐウェブサイトから注文することができます。teslaenergy.comで、いま注文したら、3、4ヶ月ぐらいで出荷開始されます。

最初は生産はスローですが、
でも2年目はネバダのギガファクトリ―環境に移行するので、もっともっと上昇します。

(つなぎ方によっては10-90kWhになるパワーウォールのスライドを挿して…)
…ということで、家庭や小さな商業利用には、これはいいソリューションですが、

もっともっと大きな規模の場合は、別のものが必要になります。

そこで、パワーパックです。<歓声>
テスラ・パワーパックは、無限大に拡大できます。
ギガワットクラスでも使えるソリューションです。

もし、ギガワットクラス以上になると…

すでにパワーパックを使っている250メガワットのインシュレーションはあるんですが…、

ちょうどいいので、いまこのビルで使っている電力を蓄電池の電力を見てみましょう。
カメラは電力メーターのそばに行って下さい。

いいですね!もう電線からの電気はゼロ。
今夜はずっと、蓄電池の電気を使っています。
<歓声>
それだけではなく、これらの蓄電池はこのビルの屋上の太陽光パネルによって充電されています。

そう。今夜みなさんが体験しているすべてのことは、これは貯められた太陽の光で起きているんです。


私が拡張可能というのは、本当に拡張可能なんです。

パワーパックでギガワットクラスのインシュレーションを行うこともできます。

全システムが拡張可能に設計されていて

ボールダーのような小さな都市にもギガワットアワー・クラスのパワーパックで電力供給できるし…

と、ここでずっとしゃべっていてもいいけど、

何が必要なのか、世界を持続可能なエネルギーに移行させるために何が本当に必要なのか、考えてみましょう。

それって本当に可能でしょうか。
ほんとうに人類が実行できることでしょうか。
それとも、大きすぎて克服できないような、ものすごく困難なことでしょうか。

そんなことはありません。
1億6千万個のパワーパック(1万6千ギガワット)で、
アメリカ合衆国を持続可能エネルギーに移行させられます。


9億個のパワーパック(9万ギガワット)で、
世界中で作られている電気を再生可能な、特に太陽光に
移行させられます。


もう少し見てみると、
20億個のパワーパック(20万ギガワット)
すべての輸送とすべての発電、すべての暖房を再生可能エネルギーに
移行させることができます。

常軌を逸した数字に見えるかもしれません。
で、これを見るとこうしたくなります。腕をつかんで止めたく…。(右手をあげようとするのを左手で抑える)。

20億個のパワーパックというのは、クレイジーな数ですか?
不可能な数ですか?

そんなことはありません。道路を走っている自動車やトラックの数は約20億。
そして、20年毎に1億台は毎年生産されている新車に替わります。

つまり、ポイントは、このように人類がこれまで行なってきたことの力量の範囲内にあるということです。

不可能ではありません。できるんです。

それに、実は、いまはギガファクトリ―・ワンをスタートさせますが、
ギガファクトリーへの取り組みは、それ自体が製品みたいなものです。

人々が一般的に考える従来からの画一的な装置が入った建物、というイメージの工場ではなく

ギガファクトリ―が本当に設計しているのは、巨大な機械。
それ自体がテスラの製品。

ギガファクトリ―というほんとうに大きな製品を作っていて、
それはたまたま動かないだけ。
あそこでやってうるのは、ギガファクトリ―・バージョン1
ネバダで建設中です。
今後、たくさんのギガファクトリ―が必要になってきます。

テスラだけ単独でやっていこうとは思っていません。

他のたくさんの会社がギガファクトリ―・クラスを自分たちで作って稼働させていく
必要があります。やってくれることと期待します。

テスラはギガファクトリ―やパワーパック、特許をオープンソースにする方針を継続します。

もっとも重要なことは、それが可能だということ。それを我々は証明していきます。

あれが我々が可能にできる未来です。炭素排出はゆっくり上昇しますが、CO2増加量はゼロになります。 この未来を手に入れる必要があります。

太陽光パネルや蓄電池は、私ができるとわかっていることです。

私たちがやらなくてはいけない、やることができる、そしてやるつもりでいることです。

みなさん、今夜は来て下さってどうもありがとう。楽しんで頂けたとことと願っています。どうもありがとう。


書き起こしおわり。
*********

アップルのスティーブ・ジョブズのプレゼンを思い出させるような雰囲気でした。

以下、蓄電池市場に関して、最近の動向を少し補足しておきます。

太陽光発電システムを導入する世帯が徐々に増えています。今では新車一台程度の価格で導入でき、売電収入があれば10年で投資コストが回収できるといいます。モジュールの価格が十分下がってきたということで、国の補助金交付も2014年11月末で終了しました。(2015年10-12期の10kWh未満のシステムで、平均導入コストは37.1 万円/kW。)

一方で、蓄電池への補助金は継続すると思われていました。

しかし、2012年に始まった家庭用蓄電池購入のための補助金は、2015年度末(2016年3月末)で終了することになり、2月下旬に発表されました。エネ庁では蓄電池導入を推奨しており、まだ10万世帯程度にしか普及していなかったという家庭用蓄電池市場に何が起きているのでしょうか。

新築の家に導入する蓄電池に関しては補助金は継続するとのことで、蓄電池メーカーは比較的落ち着いているとも言われますが、すでに2014年3月時点で140件を突破している太陽光パネル導入では既築家屋のほうが多いので、妙です。

また、2019年から、太陽光パネルを導入した世帯の余剰電力買取制度(2012年以降は「固定価格買取制度」)による売電が終了することに伴い、蓄電池導入が進むと見られているので、それまでに競争体制を整えるのでしょうか。

これは、昨年から販売が開始された格安蓄電池、テスラのパワーウォールの影響ではないかと考えられます。

一般家庭で太陽光パネルと蓄電池を設置する場合、発電量は3~4kWh(キロワットアワー)、蓄電池容量は4~7kWh(キロワットアワー)ぐらいが一般的だと思われますが、蓄電池には売電による収入というメリットがない上に、現在のメーカー希望価格は200万円を超えており、100万円上限の補助金を使っても、購入者の自己負担が100万円を超えるのが普通とされてきました。

蓄電池は製造コストがなかなか下がらないので、低価格化が十分進むまで、まだ10年近くはかかると思われていましたが、テスラが発表したパワーウォールという壁掛け蓄電池は、7kWhモデルの本体コストが3000ドル(約34万円)。太陽光パネルを所有していれば、すでにパワーコンディショナ(インバータ)はあるはずなので、あとは設置工事のみ。これも、一般の室外用蓄電池より安価に済むかもしれません。

出荷は昨年夏から開始しているはずで、ネバダに建設される大規模工場の「ギガファクトリ―」で増産体制に入るのは2016年中。日本語のテスラモーターズのウェブサイトでもパワーウォールの予約を受け付けており、2016年上旬から2017年以降まで選べるようになっています。(ただし、2016年に生産できる分はすべて予約済みという情報もあります。)

こういうことを知ってしまうと、またいつものように、日本の大手電機などは、消費者が情報鎖国にいるのをいいことに、マスコミと手を組んで、テスラモーターズのパワーウォールについて、ほとんど情報を出さないようにしているのではないかという気がします。

今、蓄電池を買おうとする人は、3月末までなら急いで補助金申請をして100万円以上自己負担して契約するでしょうし、4月以降に買う人も、他にあまり選択肢がないのであれば、と3~4kWhの小さめのを、パワーウォールの倍くらいの自己負担額で購入するかもしれません。

一般家庭では10kWhなら雨が2日続いても持つといいます。言うまでもなく、価格を気にしなくていいのなら、容量は大きいほど安心してオフグリッド生活が送れます。同じコストなら容量の大きいものが欲しいところです。

知名度の高いCEOがプレゼンする蓄電池。すでに他の新興企業も低価格化を図った室内用の家庭蓄電池を売りだしていますが、大手電機が在庫を捌くまでは、マスコミは沈黙するのでしょうか。

不思議な事に、テスラの電気自動車のバッテリを生産し、ギガワットファクトリーでも出資して参入するパナソニックもパワーウォールに関しては沈黙したまま、自社の高額なバッテリを売り続けています。(ギガワットファクトリーではEV用蓄電池がメインで3割ぐらいが家庭用蓄電池になると言われています。)



イーロン・マスク 未来を創る男

2015年12月3日木曜日

LiFi革命 - 可視光線でWiFiより速い通信を

なんと…私たちが新しい通信技術とかそれどころじゃなかった2011年の夏に、こんな開発が発表されていたとは知りませんでした。そしてそれが実用段階に入りつつあるとは…w(゜o゜)w

しかも、人体に安全、セキュリティ上も安全とわかっている太陽光や電球などの可視光線。LEDを活用すればエネルギーも大幅に節約できるという新技術。

とりあえず、開発者のハラルド・ハース教授(エディンバラ大学, Chair of Mobile Communications)が出ている動画と関連記事を埋め込みます。

ハラルド・ハース 「電球からのデータ発信」


これは日本語字幕が付いているので、そのまま理解できると思います。
YouTubeページからのコピー:
2011/08/02 にアップロード
世界中の電球からデータを発信できたらどうでしょうか?TEDGlobal でハラルド・ハースは、それを実現させる機器の初のデモンストレーションを行います。­人間の眼では認知できない速度でLEDライトを点滅させることで、セルラー方式の電波­を使うよりも遥かに多いデータを送ることができます。さらに効率性・安全性・有用性で­も従来のものより優れています。



11月29日のTechInsightジャパンからのブレイキング・ニュースを引用します。

【海外発!Breaking News】次世代通信「Li-Fi」。Wi-Fiの100倍、映画18本を1秒でダウンロード。

 2015年11月29日 20:15 by A.C. 
「Wi-Fiがつながらない」「スピードが遅すぎてイライラする」といった問題を解決してくれる次世代の通信技術が大規模なテスト段階へ入ったもようだ。『sciencealert.com』が報じている。 
「Li-Fi」とは簡単にいえば電球、テレビ、信号機、電光掲示板など身近に存在する“光”を通して無線データ通信ができるようになる画期的な技術だ。 
2011年スコットランド・エディンバラ大学のハラルド・ハースさんによって開発され、ミクロ単位のLEDと光センサーを使用し、光をデジタル信号に変えて通信するというもので、モールス信号の原理と似ている。人間の目に見える可視光を使用し、光の点滅具合でデータを分析するわけだが、光は超高速で点滅されるため人間にはただの光にしか見えないという。 
 しかも光は壁を通り抜けることができないため、電波の妨害、傍受などのセキュリティの強化も期待できる。米オックスフォード大学の研究者が今年初めに行なった実験では、毎秒224ギガビット、Wi-Fiの100倍の速さを出すことに成功した。これは1.5ギガバイトの映画18本がたった1秒でダウンロード可能になるという驚異的な速さだ。 
現存する建物はLi-Fi用にデザインされていないため普及には時間がかかるのでは? という懐疑的な意見もあるようだが、エストニアの首都タリンではオフィスや産業界での実験が成功を収めており「LED電球が組み込まれたマイクロチップを通してインターネットにアクセスできる日が来るのもそう遠くはない」とハースさんは楽観的だ。 
 電波のように波長に制限がないうえ電波塔が不要になるため、電波の届かない僻地でやきもきすることはなくなる。さらに電波による人体への影響の心配がなく安全だ。 
光さえあれば無線通信が可能になるというLi-Fiは無限の可能性を秘めていると言えそうだ。これまでの小規模の実験からさらにその規模を拡大し、できるだけ早期の普及を目指すという。

そして、こちらの動画は今年9月のLiFiによる動画転送のお披露目。12月2日のアップロードのほやほやです。英語字幕をオンにすれば、なんとなく理解できると思います。

Forget Wi-Fi. Meet the new Li-Fi Internet |
 Harald Haas | TED Talks


薄いハンカチで光源を覆うと、オン・オフだけのスイッチとは異なり、微調整もできるということがわかります。

YouTubeページからのコピー:

2015/12/02 に公開
What if we could use existing technologies to provide Internet access to the more than 4 billion people living in places where the infrastructure can't support it? Using off-the-shelf LEDs and solar cells, Harald Haas and his team have pioneered a new technology that transmits data using light, and it may just be the key to bridging the digital divide. Take a look at what the future of the Internet could look like. 
TEDTalks is a daily video podcast of the best talks and performances from the TED Conference, where the world's leading thinkers and doers give the talk of their lives in 18 minutes (or less). Look for talks on Technology, Entertainment and Design -- plus science, business, global issues, the arts and much more. 
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発掘しだすと面白くてきりがないですが、こちらの75分動画も見応えがあります。

Prof. Harald Haas - My Li-Fi Revolution


2014/04/23 に公開
In the 2014 Tam Dalyell Lecture, Professor Harald Haas, Chair of Mobile Communications at The University of Edinburgh, reveals an amazing innovation that could change wireless communications forever.  
The Li-Fi system uses standard light-emitting diodes (LEDs) to transmit electronic data signals, which will enable users to access the internet through the ordinary lighting systems in schools, workplaces and homes. This revolutionary invention has the potential to bring cheap, energy efficient and super-secure wireless access to the world. 
Recorded on Sunday 13 April at the University of Edinburgh's Playfair Library.

Google Translateはこちらσ https://translate.google.com/?hl=en
英辞郎はこちらσ http://www.alc.co.jp/


いやはや、光というところがミソで、単にこれまでの通信の枠では思い至らなかったようなことが次々出てきます。灯台下暗しというか…。

インターネットというよりは、電話が発明されたときの通信革命に匹敵するんじゃないでしょうか。